考え方

買い物以外の趣味を見つける

one point:将来、後悔しない買い物をするよう心がける

買い物としましたが、分かりやすくお洋服を例にします。

今でこそ、オールシーズンの洋服約25着というような少なさになりましたが、以前は買い物が大好きでよく買っていました(よく処分もしていましたが)。

その時の状況と今の状況を比べてみました。

以前の私はお洋服を個人比でそれなりに購入していました。社会人になって余裕ができて、お買い物が楽しい時期がありました。多くの方が経験されることだと思います。

ただ、この時から洋服、バッグ、アクセサリーなどはしょせん物であって、最終的に残るものではないから自分自身に残ることを大事にしようという気持ちも同時に持っていました。なので、同時にたくさんの習い事、体験、ライブやコンサート、観劇、美術鑑賞にもお金を使っていました。

この判断は今でも正しかったと思っています。

それでも、人間って意外にも趣味や考え方が変わるものだったりもします。変わらない方は良いのですが、私はちょっとだけ反省しています。

その時の散財?があったからこそ今、ユニクロやメルカリなどを利用してお洋服を購入しても失敗がほぼないのです。それはその時にたくさん勉強(散財)したからなんですね。

そして、高価だったコートやスーツは今でも大切に着ていますし、着ることができています。

なので、良いのですが、ちょっぴり後悔をしていることもまた事実。

どうして後悔しているのかという理由を考えてみました。

  • お洋服を買うことが目的でなく、店員さんとのおしゃべりや暖かく出迎えてくれる、自分を否定しない場所が欲しかった
  • 着飾ることがストレス解消になっていた
  • 本当に打ち込めることがなかった

たぶんこんな理由を含んでいるから、含んでいる分だけ後悔しているのだと思っています。

誤解を招かないように、これはあくまで私の事例です。

この時の状況です

仕事でストレスが溜まる(原因)+人間関係がいまいち(原因2)+お金に余裕がある(状況)=(自分なりの)散財

ちなみにこの状況のお金に余裕がないバージョンだとこうなりました。お金に余裕がないと人生を真剣に考えるようになりました。

仕事での多大なストレス(原因)+人間関係は良い状況と最悪の状況が同時にある(原因2)+お金に余裕がない(状況)=副業を探すためにスクールに通う

では、現在はどうでしょうか?

ストレスフリー+人間関係が良好=将来のことを考える、十分に考慮したうえでお金を使う(後悔はない)

今の趣味は英会話とジム通いです。

本当にたくさんのいろんな習い事をした結果、王道の習い事に落ち着きました。

英会話は毎日、ジムは週3日。

それ以外の時間にも勉強したり、食事に気を使ったりなど割合真剣に取り組んでいます。真剣に取り組むとより面白くなるのだとようやく気が付いたのですね。

そうすると、物を買うことにあまり興味がなくなってきました。

必要なものは買いますが、欲しいものは買わなくなったのです。
勘違いされやすいと思うのですが、オシャレに興味がなくなったとか、外見に構わなくなったというのとは違うんです。

オシャレも着飾ることも変わらず好きなんです。

個人的には外見は本当に大事だと思っています。年齢を重ねるごとに大事になってきます。

ただ、時間と労力とお金をかける割合が変わってきたというのが正しいと思います。物よりも事に重点をおくようになったのですね。

もし、買い物が多いなとか、買っても着ない服があるという方は、ご自分の買い物についてもう一度見直してみてもいいのかもしれません。

あの時のお金を貯金しておけば良かったと思わないお金の使い方をして欲しいと思っています。

お金の使い方を見直すことは物の持ち方を見直すことにもつながります。

「欲しい」と「必要」な物の違い

one point:「欲しい」と「必要」は考え方によって違う

基本的に、必要な物だけ購入していると、物が増えることはありません。

でも、時に「欲しい」物が「必要」な物になってしまうことがあります。

私の経験ですが、以前に「必要」だと思って購入していたものが、今考えると「欲しい」物だったなと思うのです。

でもその時には気が付かなかったし、「必要」だと思っていました。

なので、その時によって、その人によって「欲しい」と「必要」は変わります。

以前の「必要」な物は無駄ではなかったですが、今なら「欲しい」物です。

他人の物だとさらに分かりやすいと思いますので、ご自分を客観的に観ることができる方は買い物をするときに他人の視点で考えてみてください。

改めて、両方を経験してみて思うのは、その物が「欲しい」か「必要」かという判断はその時の自分の考え方や気持ちによるところが大きいということです。

  • ストレスで買ったもの
  • 自分へのご褒美で買ったもの
  • 買わないと店員さんに悪いかなと思って買ったもの

こういうものは「必要」と思って買った「欲しい」物でした。

「必要」が買い物の言い訳にならないようにだけ気を付けると、後悔にはならないと考えています。

もし、判断に迷ったら以下の方法をお勧めします。

  • 買ったのに使っていない物はないか
    タグも切ってない洋服があるのにまた、洋服を買いに行こうとしているなど
  • 自分の手持ちの物を把握する
    数量のチェック
  • 他で代用できないかを考える
    ボディクリームをハンドクリームとして使うなど
  • 3日待っても必要だと感じたら改めて買いに行く
  • 厳しいことを言ってくれる、家族や友人と一緒に買い物に行く

物に埋もれているような気がする方はどうぞお試しください。