私の工夫

着物の処分方法

先日会った友人が「産まれたのが男の子ばかりで着物を譲る人もいないから処分しようかな」というようなことを言っていたので、かなり笑ってしまいました。

というのも彼女はまだ20代。

なので、「自分がたくさん着て、もし、子どもが大きくなって結婚してお嫁さんが興味を持ってくれたら譲ってもいいし、孫が興味を持つかもしれないから処分はもう少し後でもいいと思うよ」と答えておきました。

 

ただ、私の場合は本当に譲る身内もいないし、今はお稽古事もしていないので、ふと、私こそ処分をどうするんだろうと思ったのです。

 

多くはないのですが、多少は持っている着物。どの着物もまだ着るので当面は問題ないのですが、処分を考えた時にどうするだろうと思ったのです。

おそらく私はそこまで思い入れのない着物はそのまま欲しい人がいたら誰かにお譲りします。今までにも差し上げたり、ヤフオクなどで安価に売ったりしています。

もったいないのは、着ないことだと思っています。誰かが着てくれるならという気持ちで安価でお譲りしています。1000円とかですね。

 

思い入れのある着物やお気に入りの柄の着物は譲れない(笑)ので、着ない場合は作り変えて使い続けます。

 

ちなみに今までに作り替えた物は、ポリエステルの帯で日傘と余った布でランチョンマットとコースターを作りました。

また、着物を作った際にくれるあまりの布で、がま口やポーチなど小物を作りました。

私は裁縫が大の苦手なので、全て人の手を借りています。

複数作って、友達にあげたりしました。

 

また、帯は作り帯にすると復活するものもありますので、ぜひひと手間加えてご自身が着やすいように工夫してみてください。

 

着物は興味のない人には本当にただの重たい布なので、適当な年齢になったら適宜処分する必要はあるかなと思っています。最後まで大切に着たり、使ったりできればいいなと思っています。

収納を頑張り過ぎない

これは私の考えですが、「頑張って収納しない」お部屋と物の数を目指すことをお勧めしています。

 

収納を頑張って考える、片付けるよりも、頑張らないほうが楽だからですね。収納に頑張るのはそれをお仕事にしている人だけで十分で、個人的には頑張ることはもっと他にあると思っています。

 

そのために、頑張らないで良い程度に物を減らすことをお勧めしています。

収納をするための収納グッズや用品を購入するのは金銭的にも労力的にももったいない。今ある物で、今ある空間で無理のないように収納できる範囲の物だけにしましょう。

片付けが面倒、嫌いと言う人ほど物を減らすとその快適さに驚かれるでしょう。

 

でも、お気に入りの物だけだけとか、ときめく物だけとかにしなくちゃいけないんでしょう?と思われましたか?厳選なんてしなくても大丈夫。

ある程度、不要な物を処分するだけでその状態は簡単に訪れます。

 

収納グッズは今、お家にあるもので十分です。使えなくなるまで大事に使いましょう。少しずつでも片づけていくと、どんどん収納グッズは不要になります。

 

自分だけでは無理と思われた方は誰かの助けを借りてみてください。きっとびっくりするくらい進むと思いますよ。