生前贈与というと財産となりますが、今回は物を元気なうちに身内にあげるというメリットを私の体験を基に書きます。
私の母は買い物が好きなうえに、付き合いもまあまあ良い方なので、以前はいろんなお買い物をしていました(今は仕事が忙しくなり、状況は変わりましたが)。
布団、カーペット、鍋からジュエリー、バッグなどなど、若干微妙なところからも購入していた風もあります。どれも今も大事に使っているので、結局は安い買い物になった物が多いのですが、それでもバッグやジュエリー、洋服は買い過ぎた感はあります。
そういう中で、その時の付き合いや雰囲気で買ったけど使っていないという装飾品があることは知っていました。
ある日ふと、使ってないのももったいないから私が使ったらいいんじゃない?と思ったんですね。
母も買ったけど使ってないのはもったいないと思っていたのでしょう、私が欲しいというジュエリーは全部くれました。
「これは〇〇円した」とか「これは高かった」などと言いながら(笑)
母は、(母にとって)高額だったのに使っていないという何となくあった罪悪感からも逃れられ、スペースもスッキリして喜んでいました。
私も無料で良い物を手に入れられ、自分がお金を出していないから惜しげもなく使えるんですね(^^)/
物も十分に活かせるし、双方にもいいことばかりかなと。
趣味が合うかどうかという問題はありますが、宝石ならリフォームしてから使うことはできます。
他にもバッグや着物、スカーフなどでしたらそのまま使える場合が多いので、ぜひ検討してみてください。
良い食器やグラスなどもいいかもしれませんね。
物は使ってこそだと思っています。
もったいないと使わないことこそが最ももったいないことではないでしょうか?